私が銘柄分析する際の着眼点の1つとして、「その会社が保有する株式」があります。
その会社が優良配当銘柄を保有していた場合、毎年安定して配当金を得ることができます。
昭栄薬品(3537)は、優良銘柄の代表格である花王(4452)の株式を保有していることで有名です。
企業における配当金収入は、本業とは別の収入源になります。
企業がどこの株式をどれだけ保有しているかは、企業価値を見る上で、重要な指標となります。
例:トヨタ自動車(7203)
例として、トヨタ自動車(7203)の保有株式を見てみます。
株探では、各企業の保有株式を確認することができます。
トヨタ自動車は、現在51銘柄(非上場株式は含まず)を保有しており、その時価総額は約6兆円となっています。
さすが「世界のトヨタ」ですね。
その内訳は、トヨタグループの関連会社がほとんどとなっていますが、その他にも資本提携している企業などが名を連ねています。
なお、配当利回りが2.45%と表記されているため、単純計算で配当収入だけで約1,500億円あります。
もちろんトヨタ自動車の最終益は、通期で2兆円を超えるため、割合として配当金が占める収入は少ないかもしれませんが、それでも大きな金額です。
このように、本業とは別にどのような収入(配当や不動産)があるかを見ることは、銘柄分析する上で重要です。
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