投資詐欺は今後増えていきそう

最近、投資詐欺に関するニュースをよく耳にしますね。
「金持ちになりたい」「キラキラした生活を送りたい」という想いを持った若者がターゲットになっているようです。

岸田内閣が資産所得倍増計画を打ち出し、国民に投資を推奨しています。
この掛け声の中で、投資が良く分からない人も、「投資しなければならない」という立場に追いやられています。
こういった人を狙って、投資詐欺が横行していくのではないかと危惧しています。

なぜ正攻法な投資法も存在する中で、投資詐欺の被害にあう人がいるのでしょうか。
私は、「多くの人が楽して稼ぎたいと考えているから」だと考えています。
投資先や投資法が数多く存在する中で、「よく分からないけど、とにかく楽して儲けたい」と考える人は多いです。
投資詐欺は、この心理につけ込み、「元本保証＆年利10％以上」などと銘打ち、「損せずに絶対儲かる」などと言い、人を誘い込みます。
少し考えれば、そんな商品あるわけないことは分かるはずですが、詐欺師は言葉巧みに騙します。

投資詐欺の被害にあわないようにするには、「投資先についてきちんと説明できるか」が重要になります。
投資詐欺の場合、商品に具体性が存在しません。
投資先が「どんな商品で、どれほどのリターンが期待でき、何のリスクを孕んでいるか」を理解しておくが重要です。
これは、投資詐欺対策のみならず、通常の投資でも必要不可欠なことです。
よくわからない商品ではなく、きちんと勉強し選別した商品に投資することで、詐欺の被害にあうことなく、最大限のリターンを得ることができます。