投資指標「PBR」

株式投資をするうえで、さまざまな指標を参考にします。
今回は、「PBR」にスポットをあてます。

「PBR」の定義

「PBR」とは、「Price Book-value Ratio」の略で、日本語では「株価純資産倍率」と言われます。
「PBR」は、「株価÷BPS」によって求められます。
「EPS」とは、「Book value Per Share」の略で、1株あたりの純資産を指します。

そのため、「PBR」とは、1株あたり純資産の何倍の値段がつけられているかを示すものになります。
すなわち、「PBR」が低いほど、割安な株(バリュー株)と言えます。

「PBR」は1倍以下が理想的

先に述べたとおり、「PBR」が低ければ、割安株と言えます。
その目安は、1倍だと考えています。
ちょうど1倍の場合、資産価値的観点から対象銘柄の株価を見たときは、適正値になります。
仮に、「PBR」が0.8倍の場合、資産価値よりも2割安いと状態になります。


ただし、「PBR」が低い場合でも、その理由を明確にしておく必要があります。
成長性が感じられなかったり、セクターそのものが人気がなかったりします。
そのため、その他の指標と組み合わせながら使用することが重要です。

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